Monday, January 29, 2007

Sharks

さて、今日は南アフリカの Sharks

2001年 Brumbies と決勝で争った年は、Forward の圧倒的な力で、
とっても強かった。
南アフリカのチームが、このトーナメントで勝てないのは、短くても
1ヶ月のオーストラリア、ニュージーランドへの遠征がある事が、
大きな理由の一つだろう。

今年のチームもやっぱり大きい人たちが強そうだ。
それだけではなく、バックラインもちゃんと機能しそうなんで、
今年は、良いところまでいくかもしれない。
でも、今年一番のニュースは、リタイヤしたはずの Bob Skinstad が、
復帰した事だろう。(詳しくは後で)

スケジュールも、
とりあえず、Bulls Waratahs, Highlanders と、3週連続 Home だが、
4週目にいきなり Bye でお休み。
地元の南アフリカで、Home で Crusaders, Away で Cheetahs ,
2週続けて Home で Hurricanes と Brumbies 、といい流れだと思う。
4週間の遠征は、Force, Reds, Blues と Chiefs と続く。
残りの2試合はまた地元の南アフリカなんで、
シーズンを5敗で押さえられれば、準決勝まで行けると思う。

注目選手は:

John Smit(頼もしいキャプテン)
南アフリカの選手の中で、一番頼もしい、Forward の要となる存在。
チームををまとめる力、落ち着いて問題に対処できるところ、等々。
2001年にチームがすごくうまく行ってたのも、チームが一丸となれる
彼のリーダーシップがあったからこそ。
今年も、ケガなしでうまくチームをまとめて欲しい。

Bob Skinstad(スターの復活なるか?)
もう10年近く前になるが、1999年のワールドカップ前後に、
一番注目されていた見ないアフリカの選手は、こいつだっただろう。
Back Row としての技術もあり、動きも速く、かっこいい。
今後の南アフリカのキャプテンで、チームの成功は彼にかかっている!
ってな具合で、一手に皆の希望を背負っていた時期もあったが、
度重なるケガと、今は無き Cats への移籍など、不運が重なり、
2003年のワールドカップ前に、引退宣言。
イギリスで商売をしていたらしい。
今年復帰する事になったのは、Sharks の執拗な説得もあるが、
南アフリカのラグビーを復活させるためだとか……
3年のブランクから、今のゲームにどこまで付いて来れるか?
楽しみである。

Ruan Pienaar(南アフリカの未来)
去年、Super 14 でも、南アフリカ代表でも、若いのによくやった。
これからの南アフリカのラグビー界を引っ張っていけると思う。
バックラインの中で、ちゃんと試合の流れを読み、良い決断を下す。
Fly Half のポジションを、ここ数年で何人試し、振り回されたか……
Lions の Andre Pretorius も好きだが、彼の方が安定しているし、
長い目で見ると、南アフリカの為には、彼を育てた方が良いだろう。

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