今日は、去年 Super 14 に追加された南アフリカの Cheetahs。
各チームにプレッシャーを与える為か、あるいは嫌がらせか、
Super 14 の開始前から、南アフリカのラグビー協会は、
「南アフリカの5チーム中最下位を Super 14 から外す。」
と、恐ろしいルールを作ってしまい、去年初参加の Cheetahs は、
初参加の年が、最後の年になりそうな予感で参戦した。
が、皆の予想に反して Cheetahs は、13戦5勝の成績で全体で10位、
南アフリカの5チーム中3位と、まずまずの成績を残した。
同じ去年初参加の Western Force の13戦1勝2引き分けと比べると、
チームとしてのレベルの高さが、顕著に出ていた。
で、このチームの良いところは、まだスター選手がいないところ。
皆が少しづつ頑張って、いい結果を出している良い見本。
フォワードの1番から8番まで、そこそこの人材がいるんで、
スクラムやセットプレーが思いのほか安定している。
ただ、バックラインの連携が今一のため、ボールを巧くまわせない。
Half の二人がもう少し育ってくれて、Center を固定できれば……
今年はもっと勝てるだろう。
今年の結果葉すべて最初の7週間にかかっている Cheetahs,
というのも、まず Home で Stormers, Away で Bulls それから
ずっと Home が続いて、Waratahs, Crusaders, Chiefs, Sharks
で仕上げは Brumbies。
1週 Bye で休んだ後、残りの試合はすべて敵地で。
そのうち5週間ニュージーランドとオーストラリアをウロウロと、
最後の週は辛うじて南アフリカに戻って来るが、見ただけで辛そう。
去年の勢いで頑張って欲しいが、ちょっとキツいかな?
さて、最後は恒例の注目選手:
Rassie Erasmus (選手じゃないけど……)
南アフリカのラグビーファンにはおなじみの Rassie、いつの間にか
コーチに転身してましたね。
3年ほど前、 Super 12 シーズン中に Cats のアシスタントコーチで、
ケガをした選手に水を持ってフィールドに出て行ったときは、
ドサクサに紛れてボール持った選手にタックルするんじゃないか、
と思ったもんだ。
でも、彼の選手時代の活躍を目標にする若い選手が集まって、
それに、彼も選手時代の経験を生かして、実践に近いところでコーチ
しているところが成功につながっていると思う。
今年も頑張って欲しい。
Juan Smith(もう少しで大スター)
何度も大スターになるチャンスを逃している気がする、 Juan 君。
それなりに見た感じかっこいいし、プレーも一流で通用すると思う、
が、南アフリカの代表になると、何かケガしたり、ヘマをしたりで、
なんだか冴えない。
去年も Cheetahs では良かったのに、プレッシャーに弱いのか?
なんだか今イチでした。
今年も暖かく見守っていたいです。
Ollie Le Roux(ホントに体重サバ読んでないか?)
南アフリカの Front Row は、本当にでかい。
でも、チームメンバー紹介のページなどで見ると、
大体120kg前後でまとまっている。
その中で、自己申告128kgで一番重いのが、何でも屋の Ollie 君。
Hooker だろうが、左右どっちの Prop としてもスクラムを組める。
でかいのに本当に良く動くが、やっぱりスタミナが……
何でも屋なんで、途中から誰かの代わりに入って来る事が多いが、
ぜひ Wallabies にもこのような人材が欲しいな〜って、
いつも尊敬の眼差しで見ています。
Monday, January 22, 2007
Cheetahs
Posted by davio at Monday, January 22, 2007
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